◆5: | 価格交渉はしてもらえるのでしょうか? |
---|---|
A5: | 当然、ご意向に沿った交渉を行います。 |
◆5-2: | 『手数料無料の仲介会社は、手数料を3%(上限)取る会社に比べて、価格交渉が出来ないというのは、本当ですか?』 |
A5-2: | 『それは、嘘です!』 |
それは売主が一切の値引きに応じないというケースを例にすると、下記のようなロジックになります。
仲介手数料『両手間(=売主・買主様双方から3%の手数料をもらうこと)』を、前提にして申し込みを買主様から受けます。
その際、売主と買主の希望価格に差が生じた場合だけ、売主から取得見込みの仲介手数料3%分の取得を諦め、その分だけ本体価格を下げてもらうというだけの事です。
本質的には、手数料分交渉開始のスタート地点が3%高くなっているだけなのです!
しかし、いざ申し込みを行ってからは、なかなか不動産仲介会社を変えることが出来ない状況に追い込まれてしまいます。
すると比較することが出来難く(難いだけで出来ないことはありません!)、当社でいうところのスタート地点に着いただけで、手柄のような発言で恩を着せて、契約を迫るのです。
当社は、『探し始めの方には、お客様に複数の不動産仲介会社と接していただき、サービスを比較してください』とお伝えしておりますので、当社以上のサービスが無いにもかかわらず、『このような発言をお客さまに行うような仲介会社と出会った』というケースをお客様から耳にすることがあります。
このような発言を行う仲介会社は、①嘘と承知で発言しているか、②軽率に物事の本質を見誤って発言しているか、のいずれかであると思います。
現在、定価販売を行うのが難しい市場状況にあることは、弊社のホームページの価格変更履歴を見ていただければ、お分かりであると思います。
しかし、いくらでもご希望の価格になる訳では、当然ございません。
その時点の設定されている物件価格と周辺物件を含めた、需要と供給のバランスをご理解いただけるようにご説明を行い、交渉価格は打ち合せをさせて頂きます。
売主側の立場で、価格交渉を長年受けてきた経験からしますと、不動産購入を検討する中で、最後の検討項目に『物件価格』がなっていないと、交渉には応じてもらえません。
要するに、建物や土地に関しては、既に全て把握した状態であると同時に、価格が合意できたのであれば、『いつ契約が出来て、いつ引渡しが出来るのか』に、売主側は興味があるのです。
当社は、物件探しがいよいよ大詰めになってきた場合は、資金計画作成のために、ヒアリングをいくつかさせて頂き、しかるべき対応を行いますので、ご安心下さい。
そして、価格交渉は口頭では、売主側(特に業者が売主である場合)も正式な稟議に図ることが出来ない為に、『不動産買い付け証明書』や『取り纏め依頼書』などの書面で申し入れを行います。
先程、『物件状況は充分に把握した上で・・・』と書きましたが、正式には契約書を含めて最後の最後まで説明を受け、サインをするまではキャンセル可能です。
従って、9割も気に入った物件であれば、申し込みを行うことをお薦めいたします!